シャトレーゼ、菓子の賞味期限書き換え 一関で製造、自主回収へ

シャトレーゼが自主回収する「濃厚ショコラテリーヌ」

 菓子メーカーのシャトレーゼ(甲府市)は7日、沖縄県を除く全国の店舗やオンラインで販売したチョコレート菓子約4300個の賞味期限を本来よりも長く書き換えていたとして自主回収すると発表した。品質や安全性に問題はなく、7日時点で健康被害の申し出はないという。

 対象は子会社の菜花堂(一関市萩荘)で製造した「濃厚ショコラテリーヌ」のうち賞味期限が2023年9月6、12、23日、10月3、31日、11月14日の商品。いずれも本来は賞味期限が23年6月20日だった。

 8月下旬に菜花堂から報告があり、売り場からは既に撤去した。書き換え発覚後に他の製造拠点を含めて全商品を点検したが、他の商品では書き換えはなかったとしている。

 チョコレート菓子に関する問い合わせは通話無料のお客様相談室、電話(0120)005152。

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