BristowとVolocopterが提携してエアタクシーサービスを米国と英国で提供。2機のeVTOL機「VoloCity」を購入、78機をオプション契約

この協力の一環として、Bristowは、将来的にさらに78機を購入するオプション付きで、認証後に引き渡される2機のeVTOL機「VoloCity」を確定発注した。BristowとVolocopterは、規制に関する議論、インフラストラクチャの調査、および現地パートナーシップの構築を含むUAMエコシステムを構築するための協力を直ちに開始する。

この共同開発契約には、Bristow社の将来の効率的な運航を確保するため、Volocopter独自のデジタル プラットフォームであるVoloIQの適応を含む、商業用、運用用、およびeVTOL機のメンテナンス サービスの探求が含まれている。

この提携により、Bristowの信頼性の高い垂直飛行運用と既存のグローバルサービスネットワーク、そしてVolocopterの安全で静かで持続可能なeVTOL機の献身的な開発と認証など、豊富な航空専門知識が生み出されるという。

eVTOL機は、電気航空分野で急速に成長している分野で、飛行中に排出ガスがなく、超低騒音の特長を備えたVoloCityがBristowの運航機材に追加されることにより、都市環境内での新しいルートとサービスの機会への扉が開かれるとしている。

Volocopterは、2024年に欧州連合航空安全局(EASA)から最終認証を取得する予定だが、連邦航空局(FAA)からの同時認証により、Volocopterはその後すぐに米国で商用サービスを開始できる可能性があるという。

https://www.drone.jp/news/2023062112444668395.html

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