バナナを買ってすぐ冷蔵庫に入れるのはよくない?
バナナを購入して自宅に持ち帰った後、すぐに冷蔵庫に入れて保存していませんか?実は、バナナをすぐに冷蔵庫に入れて保存するのは、適切な保存方法ではないのです!せっかく購入したバナナの味を落としてしまわないためにも、バナナにすべきではないダメ行動を知っておきましょう。
バナナがマズくなる『ダメ行動』4選!
バナナがまずくなるダメ行動は、以下の通りです。
1.バナナに負荷をかけてしまう
バナナはとってもデリケートな食材なので、外部からの刺激ですぐに実が黒ずんでしまいます。刺激による黒ずみは腐敗の原因につながるので、バナナはできる限り刺激を与えないようにしましょう。
買い物帰りの持ち運びはもちろん、テーブルなどの上から落っこちしてしまったり、いつも同じ場所を下にしていると、実に負担がかかっている部分からどんどん腐敗して食べられなくなってしまいます。
2.温度差のある場所で保存する
バナナを保存するのに適している気温は、15~20℃の間です。できるだけ一定の温度の場所で保存することで、バナナは安定して追熟し、美味しい状態になります。
日中が室温が30℃を超え、朝夕は20℃前後の温度になるなど、大きな温度差がある場所でバナナを保存してしまうと、バナナに大きな負荷がかかってしまいます。実の劣化を速め、あっという間に傷んでしまう可能性があるので保存環境には注意が必要です。
3.高温多湿の場所で保存する
バナナを高温多湿の場所に保存してしまうのはNG!
- 直射日光が当たる場所
- 高温になる場所…20℃以上の場所
- 湿度が高い場所
- 冷房や暖房の風、扇風機の風が直接当たり続けている場所など
気温の差が激しすぎる環境だけでなく、適切ではない温度や湿度の場所でバナナを保存すると、バナナの味を落としてしまいます。鮮度が落ちてしまう行動なので、劣化を速めてしまう恐れもあるので注意してください。
4.バナナをそのまま冷蔵庫にいれて保存する
バナナの適切な保存温度は15~20℃なので、野菜室での保存であっても低温障害になってしまう恐れがあります。皮が黒っぽく変色してしまいますが、腐敗が進んでいるわけではありません。食べられることに変わりはありませんが、見た目を損なってしまいます。
バナナの正しい保存方法
バナナの正しい保存方法は、以下の通りです。
- バナナをバラバラに切り離すか、バナナストッカーにつるす
- 食べごろまで、室内で温度が安定している場所で追熟させる
- 食べごろになったバナナを、新聞紙で包んで湿度を保つ
- 野菜室で10~15日ほど保存可能
バナナが蒸れてしまわないためにも、5日を目安に新聞紙をはがして除湿しましょう。そうすることで、バナナの鮮度を保ちやすくなります。
まとめ
バナナの保存方法を間違えてしまうと、バナナの味が落ちてしまってまずくなる可能性があります。正しい保存方法を守り、バナナをおいしい状態でキープしましょう。