恐竜科学博「少年トリケラトプス」の冒険

東京ミッドタウンで開催中の「恐竜科学博」から、見どころをご紹介します。恐竜科学博では、恐竜をあるストーリーに沿って展示しています。それが「少年トリケラトプスの冒険」です。きょうは、小さなトリケラトプスがどんな場所でどんな恐竜と出会うのか、その物語の一部を追体験していきます。

まず最初に出てくるのが、少年トリケラトプス等身大の影絵です。これがなんとも可愛いです。子どもたちがこれを見ると大喜びで追いかけている姿をよく見ます。

物語のスタートは、主人公のトリケラトプスが群れからはぐれてしまうところから始まります。こちらが、その全身標本です。この展示のために、大人の化石から計算されて再現されたそうです。その目の前を小さな翼竜が横切り、気をとられたトリケラトプスは群れを離れて森の奥へと進んでいきます。

そこで遭遇するのが、ティラノサウルスの子どもと太古の哺乳類の争いです。こうした小さな生物や恐竜の子どもの全身標本を見ることができるのも、この展示の魅力なんです。

冒険はまだまだ続きます、続いては小さな沼。カメが見えます。ここで襲ってきたのはワニです。周りにはカメもいますね。この6千万年以上も昔から、今も生息するワニやカメが生きていたというのもまた驚きですね。

この恐竜科学博は、9月12日まで開催です。

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