monaka、景観と調和し開放的に 盛岡、来年6月開業へ準備着々と

正面から見たmonaka(モナカ)の完成予想図。ガラス張りで開放的なデザインとなっている(モナカ提供)

 盛岡市中ノ橋通に整備している複合商業施設monaka(モナカ)は、来年6月下旬のオープンに向けた動きが着々と進んでいる。完成イメージが固まり、ガラス張りの開放的な構造に。周囲の景観と調和した落ち着いたデザインとした。入居する50テナントもほぼ決定。1階を「マルシェ」として生鮮食品を販売するなど各階の特色を打ち出す。

 現在は地下駐車場(75台分)部分の工事中。現場では鉄骨を設置している。進行率は約10%。地下駐車場完成後、商業施設部分の建設に入る。

 施設の外観は、グレーを基調に落ち着いた色合いで、ガラス張りで外からも内部が見えるデザインにする予定だ。多くの人が休憩し、交流できる共有部を各階に設置。内装は県産材の木目や、岩手銀行赤レンガ館をイメージするなど盛岡らしさを入れる。肴町アーケードと直接階段やエスカレーターでつながり、2階からも出入りできる。

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