「アカツキジャパン」に続け 暁に映える新アリーナ、KOBEが誇る日本バスケの聖地に

朝焼けを背に、シルエットが浮かび上がる新アリーナ=神戸市中央区新港町

 「KOBE」にバスケットボールの熱狂を-。燃えるような朝焼けに包まれた建設中の新アリーナにそんな期待がふくらむ。

 神戸港の新港第2突堤(神戸市中央区)で2025年春の開業を目指す「神戸アリーナ(仮)」。今シーズンから本拠を神戸に移した男子Bリーグ2部所属「神戸ストークス」のホームとなるほか、コンサートや国際会議もできる施設として整備が進む。

 日本バスケットボール界は躍進が目覚ましい。21年の東京五輪では、女子代表が銀メダルを獲得。男子代表「アカツキジャパン」は今回のワールドカップ(W杯)で来年のパリ五輪出場を決めた。

 神戸もバスケとは浅からぬ縁がある。米プロバスケNBAのレジェンド、故コービー・ブライアントさんといえば、その名のつづりは神戸由来の「Kobe」。暁の空を背負う新アリーナに、日本バスケの聖地誕生の夢を見た。(鈴木雅之)

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