静岡県は9月8日、新型コロナウィルスの県内の感染状況(8月28日〜9月3日)を発表しました。定点医療機関当たりの患者数は26.65人/週で、前週の25.27人/週に比べて増加しており、県全体で感染拡大警報レベルが続いています。
この1週間の定点医療機関から報告され他感染患者数は3704人で前週の3513人に比べ1.05倍となっています。これをもとに集計した、全感染者数はで2万3000人、1日平均3300人と推計されます。
東、中、西の地域別では、すべての地域が、また保健所管内別でもすべての保健所管内で感染拡大警報レベルが続いています。
なお、静岡県の定点医療機関あたりの感染者数26.65/週は、全国平均の20.50人/週、隣接する神奈川県の20.33人/週、愛知県の24.70人/週を上回っています。
県は2022年夏の「第7波」と比べ、2023年の「第9波」は、お盆などの人の移動が盛んだったため、お盆後の感染者のピークが高いと指摘しています。
静岡県では、医療機関を受診したりや高齢者施設を訪問したりする時や体調に少しでも違和感があればマスクを着用することや、咳、熱、のどの痛みなどの症状が出た時は学校や仕事を休んで療養することなどを呼び掛けています。