今夏の移籍マーケットにおける大きなトピックは、サウジ・プロフェッショナルリーグへの移籍が相次いだことだ。潤沢な資金を持つクラブが高額の移籍金や年俸を提示し、ヨーロッパで活躍するビッグネームを次々に引き抜いていった。
アメリカのスポーツサイト『the Score』は、特に積極補強に動いたアル・アハリ、アル・エティファク、アル・ヒラル、アル・イテハド、アル・ナスルの5クラブが獲得した主な選手を紹介している。それをもとに今夏、サウジアラビアに移籍した選手を移籍金のランキング形式で紹介する。
1位 ネイマール（パリ・サンジェルマン→アル・ヒラル）：9000万ユーロ（約141億9570万円）
2位 オタヴィオ（ポルト→アル・ナスル）：6000万ユーロ（約94億6380万円）
2位 マルコム（ゼニト→アル・ヒラル）：6000万ユーロ（約94億6380万円）
4位 ルベン・ネヴェス（ウルヴス→アル・ヒラル）：4700万ポンド（約86億4410万円）
5位 アレクサンダル・ミトロヴィッチ（フラム→アル・ヒラル）：4600万ポンド（約84億5900万円）
6位 ファビーニョ（リヴァプール→アル・イテハド）：4000万ポンド（約73億5460万円）
7位 セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチ（ラツィオ→アル・ヒラル）：4000万ユーロ（約63億750万円）
7位 サディオ・マネ（バイエルン→アル・ナスル）：4000万ユーロ（約63億750万円）
9位 ガブリ・ベイガ（セルタ→アル・アハリ）：3500万ユーロ（約55億1910万円）10位 リヤド・マフレズ（マンチェスター・シティ→アル・アハリ）：3000万ポンド（約55億1520万円）
10位 アラン・サン・マクシマン（ニューカッスル→アル・アハリ）：3000万ポンド（約55億1520万円）
1位は断トツの9000万ユーロでネイマール。9位のガブリ・ベイガはA代表歴を持たない21歳の逸材で、この若さでのサウジアラビア移籍を決断したことについて、トニ・クロース（レアル・マドリード）が苦言を呈するなど波紋を呼んだ。
また、カリム・ベンゼマ（レアル・マドリード→アル・イテハド）とエンゴロ・カンテ（チェルシー→アル・イテハド）、ロベルト・フィルミーノ（リヴァプール→アル・アハリ）、ムサ・デンベレ（リヨン→アル・エティファク）などは、いずれもフリートランスファーでの移籍となる。
また、他にエドゥアール・メンディ（チェルシー→アル・アハリ）、フランク・ケシエ（バルセロナ→アル・アハリ）、ジョーダン・ヘンダーソン（リヴァプール→アル・エティファク）、ジョルジニオ・ワイナルドゥム（パリ・サンジェルマン→アル・エティファク）、ヤシン・ボノ（セビージャ→アル・ヒラル）、カリドゥ・クリバリ（チェルシー→アル・ヒラル）、ジョタ（セルティック→アル・イテハド）、アイメリク・ラポルテ（マンチェスター・シティ→アル・ナスル）、マルセロ・ブロゾヴィッチ（インテル→アル・ナスル）などの移籍も成立している。
