チェルシー、新鋭DFマートセンとの契約延長交渉が難航…察知したシティから関心か

[写真:Getty Images]

チェルシーは契約が残り1年未満となっているオランダ代表DFイアン・マートセン(21)との延長交渉が難航しているようだ。

マートセンはチェルシーの下部組織で育った左サイドバック。昨シーズンの武者修行先であるバーンリーで評価を高めると、今夏に復帰したチェルシーでマウリシオ・ポチェッティーノ新監督からポテンシャルを見込まれ、今季すでに公式戦5試合中4試合で起用されている。

また、これを受けて今月の代表ウィークでオランダ代表に初選出とぐんぐん飛躍中。だが、チェルシーとの契約は2024年6月までとなっており、イギリス『90min』によると、延長交渉はかなり難航しているという。

チェルシーはマートセンがローンバックしてすぐに契約延長オファーを出していたものの、条件面で同意を得られなかったため、買い取りを目指して3150万ポンド(約57億8000万円)を提示してきたバーンリーへの売却で合意。しかし、マートセンはこちらも拒んだという。

指揮官に気に入られたことで元スペイン代表DFマルク・ククレジャの序列を上回り、プレータイムを伸ばしているマートセン。延長交渉の難航を察知した複数クラブから関心を寄せられているようで、その1つがマンチェスター・シティだとみられている。

チェルシーは今後数週間、マートセンとの契約延長に向けた協議に力を入れる見通し。不調に終わった場合は来年1月の売却を決断するかもしれない。

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