奥佐野でそば堪能して 11月までスタンプラリー実施中 イチゴなど当たる

今年初開催している「市むらづくりそばスタンプラリー」の応募用紙

 【佐野】ソバ生産が盛んな市北部の中山間地域(奥佐野)でおいしいそばを堪能してもらおうと、市むらづくり推進協議会は「市むらづくりそばスタンプラリー」を実施している。抽選で市産イチゴなどが当たる。これまでは、戸奈良町の田沼グリーンスポーツセンターで「そばまつり」を開催していたが、コロナ禍の中止を経て今年からスタンプラリー方式のイベントとして「奥佐野のそば」をPRしていく。11月26日まで。

 スタンプラリーの会場となるのは、蓬山レストラン(作原町)、根古屋亭(飛駒町)、高齢者センター(仙波町)、憩い館(下彦間町)の4カ所。いずれも各地区のむらづくり団体が運営している農村レストランで、地粉と良質な水を使った手打ちそばを味わえる。 スタンプは1人につき、1日1個限り。4カ所全てのスタンプを集めると応募可能で、各会場の応募箱に用紙を投函(とうかん)するか、同協議会事務局まで郵送する。応募者から抽選で、市産のイチゴをはじめとする農産物のほか、農村レストランや指定の農産物直売所など計11カ所で来年2月まで使える共通利用券(3千~千円)が当たる。

 またイベントに合わせて、中山間地域おこし協力隊員がPR動画を作成。市のホームページや交流サイト(SNS)で公開しているのに加え、イオンモール佐野新都市や佐野駅前交流プラザぱるぽーとのデジタルサイネージでも放映している。

 同協議会事務局の担当者は「今月中旬から下旬にかけては真っ白なソバの花畑が広がり、11月ごろには紅葉も見頃になる。奥佐野に直接足を運んで、自然と共においしいそば巡りをしてみては」と参加を呼びかけている。

 応募用紙は各農村レストランや市役所などで配布している。(問)同協議会事務局0283.61.1163。

© 株式会社下野新聞社