ヴェネツィアは7日、2023-24シーズンの3rdユニフォームを発表した。
【写真】ゴンドラの船漕ぎの制服を連想させるヴェネツィアの3rdユニフォーム
近年、ユニフォームのデザイン性の高さが話題になっているヴェネツィア。2021-22シーズンからユニフォームサプライヤーを「Kappa(カッパ)」に変更し、「BALENCIAGA(バレンシアガ)」や「Supreme(シュプリーム)」などのデザインを手掛けるスタジオ「Bureau Borsche (ビューロー・ボルシェ)」がデザインを担当するようになると、イタリア国外のファンからも大きな注目を集めた。
今シーズンもカッパとビューロー・ボルシェとのタッグを継続している中、3rdユニフォームはヴェネツィアの運河を象徴するゴンドラを操縦する船漕ぎへのオマージュが捧げられたデザインとなった。
船漕ぎの制服を彷彿とさせる黒に近い青と白のボーダーが採用され、袖までボーダーが続いているように見えるデザインに。大きめの襟はオレンジに近い赤で、これはかつてヴェネツィアを中心に設立されたサン・マルコ共和国の国旗に用いられる色を象徴している。
また、胸元のクラブのエンブレムやカッパのロゴなどはすべてゴールドで施されている。
ホームとアウェイでもヴェネツィアの芸術や文化へのオマージュを捧げたデザインにしていたヴェネツィア。この3rdユニフォームについても明確なテーマのもとでデザインされ、ファンからは「囚人服やん」、「これは素晴らしい」、「とても美しい」、「最も美しいシャツの一つ」と様々な反響が寄せられている。