道路に埋設した水道管に穴 兵庫・明石市内の600戸で水道水濁る 修繕工事は終了

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 明石市水道局(兵庫県明石市)は8日、大久保町高丘1の水道管に穴が開き、同地区などで水道水が濁ったと発表した。

 同局によると、同日午前5時半ごろから、水道水が濁っているという通報が20件ほどあった。調査の結果、大久保町高丘1の道路に埋設している水道本管(直径15センチ)に、8センチほどの穴が開いていた。濁りは大久保町高丘、大窪の一部、計約600戸で発生。同局は給水車を派遣し、約100人が利用した。

 水道本管の修繕工事は午後0時40分ごろに終わった。濁った水を取り除くために消火栓から放水し、作業は午後4時ごろ完了。一般家庭では全面的に復旧した。一方、介護施設など受水槽がある一部の施設では、タンク内の浄化に時間がかかるため、給水車が活動を続けた。

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