トッティが4年ぶりに古巣帰還? モウリーニョ求める新たな役員として復帰の可能性…

[写真:Getty Images]

ローマのレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が、4年ぶりに古巣へ帰還する可能性が出てきた。

トッティ氏はクラブ歴代最多の公式戦786試合に出場し、307ゴールを挙げるなど、28年間もの長きに渡ってローマ一筋のキャリアを歩んだレジェンド中のレジェンド。しかし、2019年6月にテクニカルディレクター(TD)の職を辞して30年間を過ごした愛するクラブを離れた。

以降はメディアでの活動のほか、若手発掘を目的とした『CT10 Management』というエージェンシーの経営に携わっている。

『フリードキン・グループ』へのオーナー変更以降は、スタディオ・オリンピコでのホームゲームだけでなく、アウェイでのビッグマッチをスタンド観戦するなどクラブとの関係は良好。

そういった中、こちらも良好な関係を築くジョゼ・モウリーニョ監督のリクエストによって、古巣帰還の可能性が出てきているようだ。

イタリア『Il Tempo』によると、以前からモウリーニョ監督はクラブに対して、広報活動を担当し、役員とチームの間を仲介する役割を担う経営陣の追加メンバーの必要性を強く訴えていたという。

そして、ローマはモウリーニョ監督からの要請を考慮し、数名の人材を評価している段階だという。ジャッロロッシは、クラブでの明確な実績を持ち認知度の高い名前を適任として考えており、ポルトガル人指揮官のトップターゲットとされ、その役割に打ってつけの存在であるトッティ氏を有力な候補とみているようだ。

なお、トッティ氏は以前にオーナーのフリードキン・ファミリーから要請があれば、復帰へやぶさかではない態度を示しており、4年ぶりの古巣帰還が期待されている。

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