大分名物を使って、宇宙人と宇宙食作りに挑戦! 「宇宙ノオンセン県オオイタ」動画配信【大分県】

会見する県の担当者と宇宙人「U」=8日、県庁
レシピ動画の一場面
レシピ動画の一場面。サフランで色を付けた「宇宙ノオンセン卵」

 県は8日から、大分の魅力を発信するプロモーション事業「宇宙ノオンセン県オオイタ」の動画配信を始めた。第3弾となる今回は大分の食を取り上げ、県内の専門学校生らと「宇宙人」が一緒に宇宙食作りに挑む内容。来年3月1日までに計11個のレシピを発表する予定で、4本の動画も作る。

 大分市の田北調理師専門学校生らと、宇宙人「U(ユー)」が大分名物の食材を使って宇宙食を作っていく。初回は、竹田市産のサフランで黄色に染めた「宇宙ノオンセン卵」を紹介した。今後、おおいた和牛を使ったビーフジャーキーなども登場する。

 レシピは母星への土産を考える「UCHU no OITASE(ウチュウノオイタセ)」がテーマ。「オイタセ」は、土産を意味する「おもたせ」と「大分」の造語。

 プロモーション事業は大分空港(国東市)がアジア初の宇宙港を目指す話題性を観光振興につなげようと、2021年度から続けている。

 事業費は1040万円。県広報広聴課は「温泉だけではない大分の魅力を広めたい。レシピになったメニューを実際に作るだけでなく、食べに来てほしい」と話した。

 動画やレシピは特設サイトで公開している。

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