しもつかれチャーム初お披露目 具材をフィギュアに イベントで10個ずつ販売

初めてお披露目されたしもつかれチャーム

 【栃木】市民団体「しもつかれブランド会議」は3日、万町の飲食店「Genki CAFE辰元」で音楽イベント「シモツカレヤンキーふぇすてぃばる」を開き、イベントの一環で郷土料理「しもつかれ」にちなんだアクセサリー「しもつかれチャーム」を初めてお披露目した。

 チャームは佐野市のハンドメード作品販売「ほのぼの堂」が製作した。しもつかれの具材のサケの頭、酒粕(さけかす)などのミニチュアフィギュアが付いた「しもつかれバッグチャーム」と「鮭(さけ)頭単体チャーム」の2種類あり、それぞれ10個ずつ販売した。同会議のメンバーなどからグッズ製作の要望があったといい、今後販路の拡大などについて検討していく。

 音楽イベントには約20人が参加し、しもつかれに関する替え歌やオリジナル曲を楽しんだ。しもつかれを作る際、根菜を楽しくすりおろせるよう作られた「野州鬼おろし唄」などが演奏された。また、しもつかれをハンバーグに練り込んだ「しもつかれバーガー」など同店オリジナルメニューも提供された。

 同会議の青柳徹(あおやぎとおる)代表(47)は「今後チャームの販売を広げたい。しもつかれに興味のある人が集まり、盛り上がった」と話した。

しもつかれの替え歌などを楽しんだシモツカレヤンキーふぇすてぃばる

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