宮里俊一さん死去 琉球セメント元社長 91歳

 琉球セメントの社長や浦添商工会議所の会頭を務めた宮里俊一(みやざと・しゅんいち)氏が7日午後0時18分、病気療養中のところ、沖縄県那覇市の病院で死去した。91歳。大宜味村根路銘出身。告別式は13日午後2時から2時45分、浦添市伊奈武瀬1の7の1、いなんせ会館で。喪主は長男聡(さとし)さん。弟は琉球新報社元社長の故・宮里昭也氏。

 辺土名高校卒業後、中学校教員を経て早稲田大学に進学。帰郷後は米国民政府に勤め、琉球セメントに入社し、1992年に同社社長に就任。2002年に同社会長、2004年から2009年まで同社相談役を務めた。1998年から2004年まで2期6年、浦添商工会議所の会頭を務めた。妻の故・由紀子さんは琉球セメント創業者、宮城仁四郎氏の次女。

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