そ径部負傷のトーマス、6週間離脱の見込み… 大腿部の損傷も判明

[写真:Getty Images]

負傷したアーセナルのガーナ代表MFトーマス・パルティの復帰時期が浮かび上がってきたようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。

これまではアンカーとしてプレーしてきたトーマスだが、今シーズンはリーグ開幕節から右サイドバックとしての出場が続き、攻撃時に中盤へとポジションを移す偽SBとしての役割を務めていた。

しかし、3日に行われた第4節マンチェスター・ユナイテッド戦を前にした練習の中で負傷。ユナイテッド戦後、ミケル・アルテタ監督は「そ径部の問題だと考えている」「数週間離脱することになると思う」とトーマスの状況について述べていた。

このケガによりガーナ代表から招集を見送られていたトーマスは7日に一連の検査を行ったようで、そ径部と大腿部を複合的に損傷していることが判明したとのこと。クラブのメディカルスタッフは少なくとも6週間欠場することになると見込んでいるという。

現時点では10月のインターナショナルブレイク明けの復帰が期待されており、アーセナルはそれ以前に行われるプレミアリーグのトッテナム戦やマンチェスター・シティ戦、チャンピオンズリーグ(CL)のPSV戦やスタッド・ランス戦といった大一番をトーマス抜きで戦うことがほほ確実に。序盤から重要な戦力を欠くことになってしまったが、うまく乗り切ることができるだろうか。

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