男子杉野V2、女子杉原は3位 体操、全日本シニア選手権

男子個人総合で優勝した杉野正尭の床運動=アリーナ立川立飛

 体操の全日本シニア選手権は9日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われ、男子は杉野正尭(徳洲会)が6種目合計85.733点で2年連続2度目の優勝を果たした。団体総合と種目別の床運動、あん馬、鉄棒を合わせて5冠。昨年団体を制したセントラルスポーツは今月開幕の世界選手権や杭州アジア大会の代表勢が出場しなかった。

 女子は今季競技復帰した杉原愛子(武庫川女大)が13.233点の床運動で頂点に立ち、個人総合は3位。山本七海(福井・鯖江高)が4種目合計53.233点で個人総合を初制覇し、団体総合と跳馬を含む3冠となった。

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