「きれいに使いたい」 恒久小に洋式トイレ寄贈

 小林製薬(大阪市)は、宮崎市・恒久小(田中ちどり校長、543人)に洋式トイレ2基を寄贈した=写真。同社が2010年から行う社会貢献活動の一環で、本県では4校目。
 同社は商品の売り上げの一部を充て、希望する全国の小学校から毎年10校ほどを選び洋式トイレを贈っている。同校では2年生が使う南校舎1階の男女トイレ1基ずつを改修した。
 8日に同校で贈呈式があり、児童を代表して6年生の有田龍之介君(11)が「手すりもついて、使いやすいよう工夫がしてある。ありがとう」と、同社スタッフに礼を述べた。
 贈呈式後には、同社スタッフがトイレの使い方や掃除の仕方を伝えた。
 臭いや汚れの原因を説明したスタッフに、児童は「飛び散らないように近づいてする」と語った。2年生の永田花さん(8)は、「ずっときれいに使いたい」と話していた。

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