富山県の高岡銅器の仏具「おりん」を活用したイベント「ヒカリズム2023」は9日、高岡市関本町の国宝瑞龍寺で開かれ、参加者がおりんの優しい音色で心身を癒やした。
音楽を生かした健康づくりや認知症予防に取り組む光ケ丘病院(同市西藤平蔵)が、市の市民共創チャレンジ事業補助金を活用して初めて開いた。
県内外から170人が参加。「音の響きを五感で感じよう」と題したワークショップでは、参加者がリズムに合わせ、おりんを基に作られたハンドベルや風鈴を鳴らした。
音楽や芸術が体や脳に与える効果をテーマにしたトークセッションもあった。北日本新聞社後援。