安楽宙斗、リードでも年間総合V スポーツクライミングW杯

W杯のリード第5戦を制した安楽宙斗(中央)。年間総合優勝を確定させた=コペル(Jan Virt/IFSC提供・共同)

 スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)は9日、スロベニアのコペルでリード第5戦が行われ、男子決勝で16歳の安楽宙斗(千葉・八千代高)がただ一人完登して優勝した。リードでは今季、通算ともに2勝とし、最終第6戦を残してボルダーに続いて年間総合優勝を確定させた。

 今季からW杯に参戦している安楽は6月のボルダー最終戦で初優勝。リードでは7月のW杯第4戦で初の頂点に立ち、8月の世界選手権で銀メダルを獲得した。

 女子決勝では森秋彩(茨城県連盟)が2位に入った。谷井菜月(明治安田生命)は5位、久米乃ノ華(日大)は7位だった。(共同)

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