ブルーインパルス三沢で飛行披露 航空祭、4年ぶり人数制限なし

三沢基地の航空祭で飛行する「ブルーインパルス」=10日午後、青森県三沢市

 航空自衛隊と米空軍が共用する三沢基地(青森県三沢市)の航空祭が10日、4年ぶりに人数制限なしで開催された。空自のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」やF35戦闘機、F16戦闘機が飛行を披露した。

 ブルーインパルスの6機が三角の隊列をなし、スモークを出しながら頭上を通り過ぎた。秋田市から母親と初めて航空祭に訪れたという小学4年佐藤結太君(9)は「夢はいろいろあるけどパイロットになって重力加速度を感じるのも良いな」と話した。

 式典のあいさつで、三沢基地司令大嶋善勝空将補は「昨今のわが国を取り巻く安全保障環境は戦後最も厳しく複雑だ。日々の訓練に厳しく臨みたい」と述べた。

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