野球U18W杯、日本が世界一 台湾破り、WBCに続く

野球のU―18W杯で初優勝し喜ぶ高校日本代表=10日、台北(共同)

 【台北共同】18歳以下の選手が国・地域別で世界一を争う野球のU―18ワールドカップ(W杯)は10日、台北で決勝が行われ、日本が台湾を2―1で破って初優勝を果たした。前身大会を含め10度目の出場だった。

 「18歳以下のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」との位置づけで、原則的に隔年開催。今春、大谷翔平らが引っ張って3度目のWBC制覇を果たした日本代表に続いて、日本球界の底力を示した。

 今夏の全国高校選手権に出場した選手を中心に3年生20人で編成した日本は2次リーグまでを6勝2敗で通過。全勝だった台湾に、最後に土をつけた。

台湾戦の4回、スクイズを決める高中=台北(共同)
台湾戦の4回、高中のスクイズと失策で生還し迎えられる丸田(手前)ら=台北(共同)

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