トラブゾンスポル、アーセナル退団したFWぺぺの獲得を正式発表!

[写真:Getty Images]

トラブゾンスポルは10日、コートジボワール代表FWニコラ・ぺぺ(28)をフリートランスファーで獲得することで合意に達したことを正式発表した。

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、契約期間は2024年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随しているという。

ぺぺはアンジェでプロキャリアをスタート。2017年7月に加入したリールで飛躍し、2018-19シーズンにはリーグ・アンで38試合に出場し22ゴール11アシストを記録した。

その活躍もあり、2019年8月にアーセナルへと完全移籍。移籍金7200万ポンド(約133億円)は、今夏ウェストハムから獲得したイングランド代表MFデクラン・ライスに抜かれるまで、クラブレコードとなっていた。

アーセナルでは公式戦111試合に出場し27ゴール21アシストを記録。プレミアリーグの戦いに馴染めず、期待された結果が出なかったことに加え、同じポジションにはアカデミー出身のイングランド代表FWブカヨ・サカが台頭。

ミケル・アルテタ監督はサカを信頼し続けたこともあり、2022年夏にはニースへレンタル移籍。リーグ・アンで19試合6ゴールを記録するなどしたが、アーセナルでは売却対象となっており、9日に双方合意の下で契約解除したことを発表していた。

なお、トラブゾンスポルは7日にクラブの公式公式X(ツイッター)でぺぺがクラブに向かう様子を投稿し、獲得が決まったことを明かしていた。

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