後任監督探しが難航するリヨン、新後任候補にガットゥーゾ氏が浮上か

[写真:Getty Images]

リヨンがイタリア人指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏(45)の招へいに動いているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。

リヨンは今季、リーグ・アン開幕から1分け3敗の未勝利で最下位に低迷。ローラン・ブラン監督の解任が報じられている。

すでに後任探しを始めているリヨンは、これまで伊東純也の所属するスタッド・ランスのウィル・スティル監督やフリーのマルセロ・ガジャルド氏、チアゴ・モッタ氏、グラハム・ポッター氏らと会談を行ったが、交渉はまとまらず破談に。

現在の新指揮官候補には、前ウォルバーハンプトン指揮官フレン・ロペテギ氏や、前フランクフルト指揮官のオリバー・グラスナー氏の名前が挙がっている中、『フット・メルカート』によれば、リヨンは新たにガットゥーゾ氏に注目しているとのことだ。

同紙によれば、ガットゥーゾ氏の代理人でリヨンのオーナーを務めるジョン・テクストル氏とも親交のあるジョルジュ・メンデス氏がリヨンに売り込みをかけており、同氏とリヨンの理事会との話し合いは数日中に行われる見込みだという。

ガットゥーゾ氏は現役引退後、スイスのシオンで監督キャリアをスタートさせ、パレルモやピサを経て、ミランやナポリといったセリエAの強豪の監督を歴任。

その後、2021年夏にフィオレンティーナの指揮官に就任するも、上層部との確執からわずか3週間で退任。その後はフリーとなっていたが、2022年6月にバレンシアの監督に就任。

しかし、ラ・リーガ前半戦終了時点で自動降格圏の18位カディスと1pt差の14位と低迷し、今年1月に成績不振で解任されていた。

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