アーセナルのガブリエウに右太もも負傷の疑い。ドイツ戦で大活躍の冨安をセンターバックに起用か

写真:次節、冨安のセンターバック起用はあるだろうか

サッカー界は現在、インターナショナルマッチウィークを過ごしているが、アーセナルのミケル・アルテタ監督はリーグ戦が再開する今週末の試合で最終ラインのメンバーの再考を迫られるかもしれない。

イギリスのウェブメディア『フットボール・ロンドン』によると、ブラジル代表に招集され、9月8日のボリビア戦に先発出場して代表デビューを飾ったDFガブリエウ・マガリャンイスが、この試合で大腿部を負傷した可能性があるという。ガブリエウは85分に交代した後、ベンチで右太ももに氷嚢を当てている姿が目撃されており、何らかのアクシデントが発生した可能性がある。

このアクシデントが相手との接触によって生じたものなのか、それとも肉離れを発症させたのかはまだ明らかになっておらず、9月12日に行われる南米予選第2節ペルー戦に彼が出場するかどうかも不透明な状況となっている。

問題がなければ週末に行われるプレミアリーグ第5節エヴァートン vs アーセナル戦への出場には支障がなくなるが、負傷している場合、アルテタ監督はガブリエウの代役となるセンターバックを確保しなければならない。

最有力候補は日本代表DF冨安健洋だ。アーセナルでは主に左右のサイドバックを務めているが、左サイドバックではウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが復帰しており、右サイドバックにはベン・ホワイトがいる。冨安は9月9日の日本代表 vs ドイツ代表戦で左のセンターバックとして先発フル出場し、目覚ましい活躍を見せた。

この試合において、冨安は6回のクリア、3回のインターセプトを成功させ、パスの成功率は86%に上ったという。また、相手の右ウイングを務めたレロイ・サネの突破を2度にわたってブロックするなど、対人の強さも見せた。

これらを考慮に入れると、アルテタ監督がエヴァートン戦で冨安をセンターバックとして起用する可能性は決して低くなさそうだ。

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