日韓W杯の天敵も!「ドイツ生まれのトルコ代表」最強の6選手

今回のインターナショナルマッチウィークで日本代表と対戦するドイツとトルコ。実はドイツにはトルコ系の移民が多く、これまで代表チームにもたくさん招集されてきた。

先日公開した「最強のトルコ系ドイツ代表選手」とは逆に、今度はドイツ生まれであるがトルコ代表として活躍した最強の選手をピックアップしよう。

ハカン・チャルハノール

出身地:マンハイム

所属したクラブ:カールスルーエ、ハンブルガーSV、レヴァークーゼン、ミラン、インテル

トルコ代表成績:78試合17ゴール

ドイツ生まれのハカン・チャルハノール。両親はバイブルトというトルコ北東部の街の出身で、妻もトルコ系の幼馴染であるシネム・ギュンドドゥという女性だ。

セットプレーのスペシャリストとして知られ、若い頃から精密なキックで話題になった。2010年からトルコのユース代表でプレーし、フル代表でも中心選手になった。

ヌリ・シャヒン

出身地:リューデンシャイト

所属したクラブ:ボルシア・ドルトムント、レアル・マドリー、リヴァプールなど

トルコ代表成績:52試合2ゴール

現在トルコリーグのアンタルヤスポルで監督を務めているヌリ・シャヒン。ボルシア・ドルトムントで若くして天才と評価されたMFであったが、怪我に悩まされたことでキャリアは妨げられ、若くして現役を引退することになった。

生まれたのはドイツのリューデンシャイトであるが、両親はともにトルコ人。また妻もトルコ系のトゥバ・エメニであった。息子もエメルとトルコ語の名前がついている。

ユルディライ・バシュトゥルク

出身地:ヘルネ

所属したクラブ:ボーフム、レヴァークーゼン、ヘルタ・ベルリンなど

トルコ代表成績:49試合2ゴール

ドイツのヘルネで生まれたものの、トルコ代表の伝説的な司令塔となったバシュトゥルク。トルコ北西部のバルトゥンから移住してきた炭鉱労働者の家族の中で生まれたというルーツがある。

若くしてボーフムで大活躍を見せ、UEFAカップでもプレー。さらにレヴァークーゼンではチャンピオンズリーグ決勝にも進出し、トルコ代表では日韓ワールドカップで3位に入賞。2000年代前半を彩った名選手だ。

アルトゥントップ兄弟

出身地:ゲルゼンキルヒェン

所属したクラブ:シャルケ04,バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリーなど(ハミト)/シャルケ04、フランクフルト、アウクスブルクなど(ハリル)

トルコ代表成績:82試合7ゴール(ハミト)/38試合8ゴール(ハリル)

ハミト&ハリルのアルトゥントップ兄弟。ともに1982年にゲルゼンキルヒェンで生まれ、ヴァッテンシャイトというクラブで育った。そして後にシャルケ04でチームメイトにもなった双子選手だ。

どちらも代表はトルコを選択して中心選手に。現在ハミトはトルコサッカー協会の理事、ハリルはバイエルン・ミュンヘンで指導者を務めている。

ウミト・ダヴァラ

出身地:マンハイム

所属したクラブ:ガラタサライ、ミラン、インテルなど

トルコ代表成績:41試合4ゴール

日韓ワールドカップではベスト16での日本代表戦でヘディングを決めたことで知られるトルコ代表選手。特徴的なモヒカンヘアーのルックスも合わせて非常に強い存在感を示したユーティリティプレーヤーだ。

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ドイツのマンハイムで生まれたものの、20歳でルーツを持っているトルコに移籍。ガラタサライのレジェンドとして評価される選手になり、後にイタリア・セリエAでもプレーした。現在は指導者、ミュージシャン、政治家と幅広く活躍。

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