11日午後、大崎上島町の造船所の沖で、船が転覆し、乗っていた男性2人が死亡しました。
事故があったのは、大崎上島町の小池造船海運の沖です。呉海上保安部によると、午後0時半すぎ、造船所の職員から「船舶が浸水している」旨の通報がありました。船はこの会社に所属する「栄丸」で、造船所でクレーン台船を係留する作業を行っていたところ、浸水、転覆したということです。船には男性2人が乗っており、2人とも心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。死亡したのは、57歳と54歳の男性です。事故当時は、視界は良好だったということで、呉海上保安部が事故の原因を調べています。
