子どもが号泣!焦って対処するのはNG!
子どもが号泣してしまうと、困ってしまいますよね。
- 周囲の人の目が気になる
- 近隣住民に苦情を言われないか、気になってしまう
- 親のストレスが溜まる
上記のような理由から、子どもが号泣すると焦って対応する親がたくさんいます。しかし、焦って対応してしまうのはNG!
子どもの号泣を悪化させる『ダメ行動』5選!
子どもの号泣を悪化させてしまうダメ行動は、以下のものがあります。
1.子どもを怒鳴りつける
子どもを大声で怒鳴って、無理やり黙らせようとするのは逆効果です。
- 親の声よりもさらに大きな声で泣き始める
- 親から怒られたことが気に食わず、さらに号泣しやすい
- 悲しことがあったのに親から怒られてしまい、さらに感情が高ぶって泣き声が大きくなるなど
子どもがいつまでも大号泣しているとイライラしてしまう気持ちはわかりますが、怒鳴っても子どもが泣きみません。状況が悪化してしまう可能性の方が高いです。
2.無理やり黙らせようとする
子どもが号泣しているときに無理やり黙らせようとすると、子どもは反発してさらに泣いてしまいます。
- 口を押さえつけて、黙らせようとする
- 脇をくすぐるなど、いつもなら笑う場所を刺激する
- 無理やり抱っこして抑え込もうとする
子どもの動きのすべてを制御するような行動を取ると、子どもは親から逃げ出したがります。
3.的外れな対応をする
子どもの要望を無視したような、的外れな対応で子どもの機嫌を取ろうとするのはNG。
- いきなりお菓子やおもちゃを買おうかと提案する
- 子どものやりたいことなどの意見をすべて無視して、黙ることだけを押し付ける
- いつも約束を破り、子どもからの信頼がないにもかかわらず、わかったような口を利く
子どもは大人が言っていることをよく聞いていて、的外れなことを言っている大人に対しては不信感などよくない感情を持っていることが多いです。
4.子どもが泣いていることを否定する
子どもは自分の要望が通らないと泣くことが多々ありますが、泣いていることをのものを否定してしまうのはNG!
- 「泣き止みなさい!」
- 「いい加減にしなさい!」
- 「おいていくからね」
- 「もう知らない」
- 「ずっと泣いてなさい」など
子どもを突き放すようなことを言ってしまうと、子どもがさらに号泣するだけでなく、子どもとの信頼関係が崩れてしまいます。
5.体罰を与えて黙らせようとする
体罰を与えて子どもを黙らせようとするのは、絶対してはいけません。
- 恐怖で子どもを支配しようとする
- 泣くと痛い目に遭うとすり込もうとする
- わがままは許さないと教え込もうとする
大人の思惑は子どもに伝わらず、子どもは恐怖ばかりを抱いてさらに号泣してしまいます。
号泣している子どもを落ち着かせるコツ
号泣している子どもを落ち着かせるためには、以下のような行動を取るのがおすすめです。
- 手を差し伸べて子どもが近寄ってきたときは、抱きしめたり抱っこして安心させてあげる
- 「どうしたの?」と声をかけて、子どもに寄り添い話始めるのを待つ
- 景色や環境を変える
- 子どもが好きなものを見せたり触れさせたりして、気分を変える
子どもが号泣している理由がわかっていたり、子ども自身が泣いている理由を話せる年齢であれば、なぜ泣いているのかを聞いてみましょう。まだ話せない赤ちゃんの場合、機嫌が悪くて泣いているのか体調不良で泣いているのかをしっかりと見極めることが重要です。
まとめ
子どもが号泣してしまうのには、なんらかの理由があります。それがなにかを把握し、子どもの個性に合わせた対応方法を実践してみましょう。