交流サイトで好意寄せられた後、投資話 京都・伏見で詐欺被害相次ぐ

京都府警伏見署

 京都府警伏見署は9月11日、投資名目で仮想通貨や現金をだまし取られる詐欺事件が相次いで発生したと発表した。いずれも、交流サイトで知り合った人物から好意を寄せるようなメッセージを受け取り、親しくなった後、投資話を持ちかけられていた。

 同署によると、京都市伏見区の男性会社員(51)は6月6日~7月5日、X(旧ツイッター)で知り合った台湾人の女を名乗る人物から「私たちが投資した新しいコインは飛躍的に上昇します」などと投資話を持ちかけられ、指定されたアドレスに約1300万円相当の仮想通貨を送金し、だまし取られた。

 同区の女性会社員(31)は、6月28日~7月23日、インスタグラムで知り合った韓国人男性を名乗る人物から「銀行にお金を預けるのは危険」などと投資に誘われ、指定された銀行口座に現金計約200万円を振り込み、だまし取られた。

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