イン・ルオニンが初の1位 神谷そら58位に浮上/女子世界ランク

20歳のイン・ルオニンが自身初の世界ランキング1位に立った ※撮影は2023年「全米女子プロ」(撮影/中野義昌)

11日付の女子ゴルフ世界ランキングが発表され、2位につけていたイン・ルオニン(中国)が自身初の1位に浮上した。中国人選手がトップに立つのはフォン・シャンシャン(2017年11月から18年4月までの23週間)以来2人目。20歳以下での到達(20歳11カ月7日)は、リディア・コー(ニュージーランド/当時17歳)、アタヤ・ティティクル(タイ/当時19歳)に次いで3人目となる。

インは年始のランクでは152位につけていたが、4月「DIOインプラントLAオープン」でのツアー初優勝で32位、6月「全米女子プロ」のメジャー初制覇で5位と半年間で急浮上。直近で出場した米国女子ツアー5試合では、前週の「クローガー・クイーンシティ選手権」を含む4試合で3位フィニッシュを決めていた。

国内女子ツアー「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」でメジャー初優勝を飾った神谷そらは49ランク上がり、自己ベストを更新する58位にジャンプアップした。

日本勢トップは前週と同じ18位の畑岡奈紗。20位に古江彩佳(1ランクアップ)、22位に国内メジャー戦を3位で終えた山下美夢有(2ランクアップ)、24位に笹生優花(1ランクダウン)が続いた。以下、46位に岩井明愛、50位に櫻井心那、53位に岩井千怜(いずれも変動なし)、57位に小祝さくら(7ランクアップ)。渋野日向子は1ランクダウンの70位だった。

8月14日付のランキングから1位に立っていたリリア・ヴは、インと入れ替わりで2位に後退。米ツアー通算9勝目を挙げたミンジー・リー(オーストラリア)は6ランクアップの7位に浮上した。

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