居合道9流派が村山に集い演武 林崎甚助重信しのぶ

全国各地から集った剣士たちが鍛錬の成果を披露した居合道演武会=村山市・熊野居合両神社

 居合道の始祖・林崎甚助重信(はやしざきじんすけしげのぶ)をしのぶ居合道演武会が10日、地元出身の重信を祭る村山市の熊野居合両神社(林崎居合神社)で開かれ、全国各地からの剣士たちが鍛錬の成果を披露した。

 9流派11道場から約40人が集い、地元からは楯岡小居合道クラブや夢想神伝流が出演した。剣士たちが真剣を振ると鋭い音が響き、観客はじっくりと見入っていた。演武を終えた楯岡小6年の柴崎達(たつる)君(11)は「過去一番の出来だった部分もあり、自己評価は87点くらい。これからも練習を欠かさず取り組みたい」と話していた。

 演武会は武道振興会(東京都)が主催し8回目。

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