藤井、将棋王座戦で初勝利なるか 第2局、永瀬は5連覇懸かる

将棋の第71期王座戦5番勝負の第2局に臨む藤井聡太七冠(左)と永瀬拓矢王座=12日午前、神戸市(日本将棋連盟提供)

 将棋の永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太七冠(21)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=が挑む第71期王座戦5番勝負の第2局は12日、神戸市で始まった。初戦で黒星を喫した藤井七冠は、史上初の全8タイトル制覇を目指す。白星発進の永瀬王座は5連覇が懸かる。

 開幕局は藤井七冠が抜群の強さを誇る先手番だったが、永瀬王座の巧みな受け(守り)に屈して攻め切れず敗れた。第2局は藤井七冠の後手番で、1勝1敗のタイに戻すことができるか。注目の一局を迎えた。

 2017年、過去最も多い八大タイトル戦へ移行し、全八冠独占へ向けて残るは王座のみとなっている。

永瀬拓矢王座(左)、藤井聡太七冠

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