がん患者の支援へ 「栃木県」と「資生堂ジャパン」が協定締結

 がん患者の支援に向けて栃木県と化粧品会社の資生堂ジャパンが11日、連携協定を結びました。

 締結式では福田富一知事と資生堂ジャパン東日本支社の高田亙支社長が、協定書を取り交わしました。

 県内では年間1万5千人を超える人が新たにがんにかかっています。県は2009年から様々な企業とがんの対策のための協定を結んでいて今回で9社目になります。

 資生堂ジャパンは、がん治療の副作用などによる外見の変化を、スキンケアやメイクで整える「外見ケア」の普及活動をしていて、今回の協定では、県と資生堂ジャパンが連携し外見ケアの情報やセミナーを医療従事者とがん患者に向けて提供するなど、がんにかかっても自分らしく生きる支援をしていくということです。

 福田知事は「病気に苦しむ患者のみなさんの力を高めるためにお力添えをいただきたい」と期待しました。

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