前年プレーオフ惜敗の石川遼、賞金レース2位の金谷拓実ら北海道へ

リベンジがかかる石川遼は大会最終日がバースデー※撮影は「フジサンケイクラシック」(撮影/村上航)

◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 事前情報◇札幌GC輪厚コース(北海道)◇7066yd(パー72)

今季優勝者ら30人によるシーズン最終戦「日本シリーズJTカップ」を含め、シーズンは残り10試合。1973年に始まった北海道・札幌GC輪厚コースでのトーナメントが14日(木)に開幕する。

前年は2015年大会覇者の石川遼が最終日6打差から「65」の猛チャージし、通算19アンダーで並んだ大槻智春とのプレーオフにもつれこんだ。残り130ydのセカンドをバックスピンでカップに沈める劇的なイーグルで大槻が3年ぶりツアー2勝目をあげた。

石川は前週に韓国で行われた日韓亜3ツアー共催「シンハンドンヘオープン」を11位で終え、リベンジがかかる一戦へ。大会最終日の17日は32歳の誕生日とも重なる。大槻は今季初優勝を目指してディフェンディング大会に臨む。

賞金ランキング1位の中島啓太は今週不在となる一方、約482万円差で追うランキング2位の金谷拓実が優勝した「フジサンケイクラシック」から2週ぶりの登場。同3位の蝉川泰果、同4位の永野竜太郎、同5位の平田憲聖らもフィールドに入った。

2010、17年の大会2勝を誇る池田勇太、北海道出身の片岡尚之、今季欧州ツアーを転戦する岩崎亜久竜が前週に続いて出場する。

初日は石川が谷原秀人、永野竜太郎と同組。大槻は小田孔明、浅地洋佑と、金谷が平田、河本力とともにプレーする。

<主な出場予定選手>
大槻智春、池田勇太、池村寛世、石川遼、稲森佑貴、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、小田孔明、片岡尚之、金谷拓実、河本力、蝉川泰果、谷原秀人、永野竜太郎、平田憲聖、堀川未来夢、宮里優作、武藤俊憲

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