東証反発、米株高を好感 金利上昇で伸び悩み

東京証券取引所

 12日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日の米国株高を好感し、買い注文が優勢となった。一時300円近く上げた後は、長期金利の上昇が重荷となって伸び悩んだ。

 午後1時現在は前日終値比253円11銭高の3万2720円87銭。東証株価指数(TOPIX)は13.07ポイント高の2373.55。

 前日の米国市場でダウ工業株30種平均など主要な株価指数がそろって上げた流れを引き継いだ。前日までの3営業日で700円超下げていたため、割安感の出た銘柄に買い戻しも入った。

 外国為替市場の円相場が円安ドル高傾向になったのも支援材料だったが、買い一巡後は上げ幅を縮めた。

© 一般社団法人共同通信社