12日(火)から始める神宮球場でのヤクルト戦―。広島カープにとっては今シーズン、1勝8敗という “鬼門” になっています。注目したいのが、先発ピッチャー陣、登板が予想される若き2投手に取材しました。
12日(火)の予告先発、玉村昇悟 投手。久々の勝利を神宮で挙げることができるでしょうか? 前回登板は1日の中日戦で、5回を投げて3失点でした。
広島カープ 玉村昇悟 投手
「リフレッシュもできて、また次の登板にレベルアップした自分を出せるように練習できています」
― 前回登板の反省点は?
「コースに投げ切れる球がちょっと少なかったので、確率を求めながらやっています」
― チームは連敗中ですが?
「まずは自分のできることをしっかりして、あとはチームにいい風が吹かせられるようにできたらいいなと思います」
― ヤクルト戦で注意するところは?
「やっぱり厳しい場所に投げないといけないんですけど、カウントが不利になると、打者も思い切り振ってくるので、まずはストライク先行で行くことが大事かなと思います」
― 意気込みを。
「ぼくはもう本当に一戦一戦を大事にマウンドに上がることが大事なので、しっかり投げたいなと思います」
14日(木)の先発は、遠藤淳志 投手が濃厚です。前回の登板は7日のDeNA戦で7回を投げて2失点でした。
広島カープ 遠藤淳志 投手
「一発ってところで負けてしまったので、いかに要所で投げ切れるかだと思うので、本当、テンポよく、まずはストライク先行で投げられればいいかなと思います」
― 前回、よかった点は?
「ノーアウトからランナー2塁を作ってしまったところとかあったんですけど、でも1人ずつという意識・考え方で落ち着きながらマウンドに上がって、1人ずつ投げることができたので、テンポもよかったですし、ストライク先行で投げられたので。あとは強気で投げられたことが一番じゃないかなっていうふうに思います」
― 次回への意気込みを。
「自分の勝ちというよりかは、自分のピッチングをすればチームのためになるんじゃないかなと思うので、まずは自分のピッチングをして、あとは野手陣が打ってくれて、長いイニングを投げられればいいですけど、まずは1人ひとりしっかり集中しながら投げていきたいなと思います。チームとしても、とにかく一戦一戦、大事に戦っていきたいなと思いますし、あとはチームのために全力で腕を振りたいなと思っています」
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RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
本当にこの大事なときに2人を投げさせてもらえる。それを意気に感じて、全力で行ってほしいなと思います。
石田充 アナウンサー
玉村投手が言っていましたが、「いい風をチームに吹かせたい」と。ぜひ、ぜひ流れを変える好投で初戦を白星で飾ってほしいと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)