ゾウ赤ちゃん15日お目見え 札幌・円山動物園

札幌市の円山動物園で生まれたアジアゾウの赤ちゃんと母親のパール=7日

 札幌市の秋元克広市長は12日の記者会見で、円山動物園で先月19日に生まれたアジアゾウの雌の赤ちゃんを15日から一般公開すると発表した。より自然に近い状態で世話をする「準間接飼育」下で、全国で初めて誕生した。名前は園が決めた五つの候補から来園者に投票してもらって決める。投票期間は同日から10月15日まで。

 5候補は「タオ」「ラパー」「ラタナー」「チャウ」「パダウ」。赤ちゃんの母親パール(20歳)、父親シーシュ(15歳)がともにミャンマーの動物園からやってきたことから、「輝き」「かわいい」「宝物」などを意味する同国の言葉にちなんだ。

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