ヤマト、新型EVトラック導入 群馬・高崎でお披露目会

ヤマト運輸が導入した電気自動車(EV)小型トラック「eキャンター」の新モデル=12日午後、群馬県高崎市

 ヤマト運輸は12日、電気自動車(EV)小型トラック「eキャンター」の新モデル導入に合わせた報道陣向けのお披露目会を、群馬県高崎市の営業所で開いた。同社が2トンのEVトラックを導入するのは初めて。2024年3月末までに全国で約900台を配備する。

 三菱ふそうトラック・バス(川崎市)が開発したeキャンターは、一度の充電で約115キロ走行可能。小回りが利き振動や騒音が少なく、住宅街での集配に適している。地域の配達拠点から最終配送先までの区間での活用が想定されている。

 ヤマト運輸は30年までのEV2万台導入を目指し、小型トラックを中心に採用している。

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