京都市内の倉庫で拳銃3丁所持疑い、男2人逮捕 滋賀県警、背後に暴力団か

滋賀県警本部

 滋賀県警組織犯罪対策課と草津署は9月12日、銃刀法違反(拳銃加重所持)の疑いで、京都市右京区、建築業の男(53)と、北九州市小倉南区、会社員の男(53)を逮捕した。

 逮捕容疑は共謀し、昨年11月22日、右京区内の倉庫で、回転弾倉式拳銃3丁と実弾27発を所持した疑い。

 県警は昨年9月ごろ、拳銃所持の情報提供を受け、建築業の男が借りていた同倉庫などを捜索。棚にあった段ボール箱から、袋にくるまれた状態の拳銃と実弾を発見した。拳銃は密造された可能性があるという。

 同課は、2人について「暴力団構成員とは把握していない」とする一方、背後に暴力団などが関係しているとみて、共犯者の有無や入手経路を捜査する。

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