浸水対策も 災害に強い 新しい広島南警察署を公開

5年前に南区全体に管轄が広がり署員が増えていた広島南警察署の新庁舎が公開されました。浸水対策などが施された災害に強い建物となっています。

天井には県産のヒノキが使われスタイリッシュなデザインとなった新庁舎。国道2号や広島駅に近くなり、延べ床面積は約8300㎡と3倍以上となりました。元の建物は築59年と県内で2番目に古く、現在の耐震基準を満たしていませんでした。

新庁舎では耐震性能を高めたほか、1mほどの浸水を防ぐことができる止水板が設置されるなど災害に強い建物となっています。

広島南警察 長谷川副署長「(国道2号や広島駅に)近いところに拠点が出来たということは迅速な対応が可能になる。積極的な警察活動を展開して地域のみなさまの安全と安心を守っていく」

新庁舎では19日午前8時半から業務が開始されます。

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