木村守男・元青森県知事しのび1700人 弘前市でお別れの会

木村守男氏の遺影を前に謝辞を述べる次男の次郎氏(右)

 6月に死去した元青森県知事・木村守男氏のお別れの会が12日、弘前市の県武道館で行われ、政財界関係者や県民ら約1700人が別れを惜しんだ。

 木村家と、守男氏の地元藤崎町が共催。大島理森前衆院議長、宮下宗一郎知事、元岩手県知事の増田寛也・日本郵政社長、元木村守男東京後援会会長の内野経一郎弁護士、有力後援者の木村康雄・弘和建設会長、平田博幸藤崎町長が弔辞を述べた。

 遺族代表で次男の木村次郎衆院議員が「政界再編や政権交代などさまざまな政治ドラマがあり、その都度父、兄(故・木村太郎元衆院議員)、私の3人で夜を徹して話し合い、乗り越えてきた」と振り返った。「今ごろは(天国で)『太郎、やっと追いついたじゃ』と語らい合っていると思う」と語り、参列者に感謝した。

 式には三村申吾前知事や自民党県連の津島淳、江渡聡徳、神田潤一衆院議員、滝沢求参院議員、立憲民主党県連の田名部匡代参院議員、升田世喜男元衆院議員や県議、県内市町村長、市町村議らが参列した。

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