男女では大きく異なる“本気な相手への行動”。彼が思ったように愛を示してくれないのには理由があった

女性が男性に「本気ならこうするよね」と期待していることと、男性が現実に本命の女性に対してとる行動は、とてもギャップがあるようです。

女性はついつい、無理なことを望んでしまいがちですが、実際のところ男性はどう考えているのでしょう。

今回は、女性が望むシチュエーションとそれに対する男性の心理を紹介します。

女性が望むシチュエーションが男性の「本気行動」ではない!

1: 別れ際はドラマチックにしてほしい

次の約束がまだまだ先だと思うと、別れ際は離れがたいもの。だから、手を固く握ったまま離れない、手を離すときはいったん抱きしめて優しく甘く見送ってほしい。

このようなロマンチックな願望を抱く女性は多いのではないでしょうか?

しかし男性は、

「そんなロマンチックなことを、照れもせずできる男なんているのでしょうか。いるとしたら、相当のテクニシャンだと思います」(31歳・男性)

このように、好きな相手であるほどロマンチックな展開は照れてしまうようです。ましてやドラマのような演出なんて……。

むしろ別れ際はふざけてしまうこともしばしばなのだとか。

2: 素敵なお店に連れていってほしい

彼と二人でおしゃれをして、雰囲気のある素敵なお店やスポットに行きたいと考えている女性は多いですよね。

記念日だけではなく、非日常感を感じる場所にたびたび連れていってくれないと「自分は本命ではないかも」と不安になってしまう女性も多いかもしれません。

しかし男性としては、いつもいつも雰囲気のある店に行くのは堅苦しいと考えていることも多いようです。むしろ行きつけの店に彼女を連れて行き、のんびりしたいと考えています。

彼女との付き合いに望むことは、オシャレやファッショナブルさではなく、癒しと安心。だから、どうしても慣れた肩ひじ張らない店をチョイスしがちなのです。

3: 二人の時間を長く作ってほしい

本当に好きならば、できるだけ自分のために時間を割いて、二人の時間を長く作ってくれるのは当然と考えている女性は多いのではないでしょうか?

しかし男性は、本気であればあるほどけじめも大事だと考えています。

彼女の両親に「いい加減な男だ」とは思われたくありませんし「大切な彼女は家まで送り届けたい」と、保護者の気分になるものです。

男性は、好きな女性には使命感を持ち、きちんと責任を持っているのです。

4: たまには厳しくしてほしい

信頼関係があれば、ただただ優しくすることはせず、ときに厳しい態度を見せるはずだと考えている女性もいます。

ただ優しいだけでは、実は自分のことをそこまで思っていないのではないかと不安になるのです。

しかし、女性が思うよりも男性はずっと彼女に対して甘い部分があるのです。腹の立つことがあっても、甘えられると弱いのでつい優しくしてしまうそう。

しかし、良くないことが何度も繰り返されるならびしっと叱ることも。

「最初は甘えたら許してしまうけれど、付き合いが長くなったら叱ります」(35歳・男性)とのこと。

5: こまめに連絡してほしい

メッセージが来ないことがあると、放っておかれたようで不満を募らせる女性は多いもの。メッセージだけではなく一日一回は声を聞きたい、という女性もいますね。

女性は連絡頻度が思いの大きさと考えてしまいがちですが、男性は連絡の頻度を相手への思いを測るものだとは考えていないことが多いのです。

「いつも彼女のことを考えている男はいないと思います。子供っぽい気がするし、そこまで暇じゃないです」(29歳・男性)

仕事のときは、彼女のことも忘れるほど男性は真剣になるもの。「男は仕事ができて一人前」と考えていますし、仕事を成功させることが愛だと思っています。

6: スキンシップを大事にしてほしい

腕を組んだり手をつないだり、いつもどこか彼に触れていたいと考えている女性も多いです。

しかし男性は、自分が他人にどう見られているか、つねに体裁を気にしています。

そのため「人前でベタベタするのは恥ずかしい。デレデレして男らしくない」と思っていることが多いのです。

自身の才能や実力で目立つのは好きですが、ベタベタと女性と戯れている姿で目立ちたくないのです。

男性の心理と行動は、女性とは全く違うもの。

女性の視界は、あくまでも個人的か二人だけの世界で完結するのでが、男性は周囲を見て客観的に行動しています。

「行動で見せてくれないなんて本気じゃないの?」と考えてしまっても、これらの行動原理を頭に入れておけば、よけいな不安や心配を避けられるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)

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