東証、午前終値3万2675円 円安好感し上昇場面も

東京証券取引所

 13日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。前日の米国株式市場の下落が重荷となり、売り注文が優勢となった。一方、外国為替市場の円安ドル高進行を受け、企業業績が改善するとの期待から上昇する場面もあった。

 午前終値は前日終値比100円48銭安の3万2675円89銭。東証株価指数(TOPIX)は4.78ポイント安の2375.13。

 前日の米株式市場でナスダック総合指数が下落した流れを引き継ぎ、半導体関連銘柄を中心に売られた。

 一方で、割安感のある銘柄に買いが入ったほか、原油価格上昇を好感して石油関連株が値上がりしたことで、平均株価は一時上昇に転じた。

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