この夏にカリム・ベンゼマが退団したことで、レアル・マドリーで猛威を振るったBBC(ベンゼマ、ギャレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウド)は完全に解体された。
そうしたなか、レアルDFダニ・カルバハルの発言が話題になっている。
元レアル選手でもあるホルヘ・バルダーノの『Universo Valdano』という番組でサッカーの進化についてこんな話をしていたのだ。
「自分がトップチームでプレーし始めた11年前からは大きく変わった。
BBCがいるなら、中位以下チーム相手に4点は奪えると分かっていたからね。
もっと自由にプレーできた。相手は戦術的な準備もできていなかった。カウンターのやり方を知らなかったからね。
今はそうではない。どんなチームもホームで勝つことができる。
フィジカルレベルもすごく改善されたし、全てがより拮抗している」
「(一緒にプレーしたなかでトップ3を選ぶなら)
クリスティアーノ・ロナウド、セルヒオ・ラモス、ルカ・モドリッチ。
彼らに話しかけられたら、五感を活性化しなきゃいけない。彼らに喋りかけられたら、ノートをとらなきゃいけない。
彼らが朝6時にやってきて練習を始めるのを見るのは…キツいよ。
さらに、ルカは小国(クロアチア)をW杯決勝にまで導いた。彼が全員を虜にしたやり方は信じられないものさ」
BBCが得点を量産していた当時は戦術が洗練されていないチームもあったというが、今はどんなチームも戦術やフィジカルを備えていると感じているようだ。
【関連記事】ロナウドも…2023年のバロンドール候補から落選した最強ベストイレブン
そして、レアルで最も感銘を受けたのは、ロナウド、ラモス、モドリッチの3人。朝6時からトレーニングを始めるほどサッカーに打ち込んでいたとか。