「陸と海の玄関」管轄の警察署 新庁舎完成 3.3倍の広さへ 広島南警察署

広島南警察署の新しい庁舎が完成し、落成式が行われました。広島の「陸と海の玄関」を管轄する重要な拠点となります。

落成式には、湯崎知事や県警の 森元良幸 本部長などおよそ100人が出席しました。新庁舎は鉄筋コンクリート造りで地上5階建て。延べ床面積はおよそ8300平方メートル、現在の約3.3倍の広さです。建物の耐震性は基準値の1.25倍で、72時間稼働できる自家発電機を備え、災害対策も強化しました。

管轄区域は、「海の玄関」である広島港に加えて、「陸の玄関」の広島駅も含まれます。

広島南警察署 若林栄児 署長
「署員一同、地域のみなさんから寄せられる期待と信頼に応えるため、安全・安心な南区の実現に向け、まい進していく」

新しい広島南警察署は、9月19日から業務を開始するということです。

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