旬のおいしさ しぼり込み 地元の特産品ブドウで果汁100%ジュース作り 広島・福山市 沼隈

いまが旬の味覚、ブドウを使ったジュース作りが産地の1つ、広島・福山市で行われています。

福山市沼隈町では、特産品の加工に取り組む、「ぬまくま夢工房」が毎年、この時期に地元で収穫したブドウでジュースを作っています。

ことしは9日から作業を始め、きょうまでの5日間で420キロのブドウを使います。

鈴なりに付いている実を、従業員が1つひとつ手作業でていねいにもぎ取り、皮ごと果汁をしぼり出していきました。

これからおよそ1か月間熟成させると、果汁100パーセントのジュースになります。600本限定で製造しますが、すでに200本予約が入っているということです。

福山放送局 内田博文 記者
「さっそく飲んでみます。おいしい。甘さとほどよい酸味があって、すっきりした飲み味です」

ぬまくま夢工房 中島基晴 社長
「よく冷やしてストレートで飲むのが一番おいしいのですが、炭酸で割っていただいたりするのも1つの飲み方だと思います」

ジュースは10月下旬に地元の「道の駅」やぬまくま夢工房のホームページなどで販売されます。

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