レアル・ソシエダへ移籍したスコットランド代表DFキーラン・ティアニー。アーセナルを離れる意思は固かったようだ。イギリス『デイリー・レコード』が伝えている。
今夏アーセナルからソシエダへ1年間のレンタル移籍で加入し、日本代表MF久保建英とチームメイトになったティアニー。ニューカッスルが獲得に本腰を入れながら断念しており、移籍市場終盤のラ・リーガ行きは驚きを持って伝えられた。
ソシエダでは代表ウィーク直前に行われた第4節のグラナダ戦で先発デビューし69分までプレー。5-3の勝利に貢献してスコットランド代表へと合流した。
12日に行われたユーロ2024予選第6節のイングランド代表戦前には、『デイリー・レコード』のインタビューに応じ、アーセナルを離れる決断は難しくなかったと明かしつつ、スペインという異文化への挑戦に惹かれたと語った。
「僕はいつだってホームボーイだ。ずっとスコットランドが好きだし、キャリアが終わった後もスコットランドに住むよ」
「でも、一度しかチャンスはないんだ。ラ・リーガに行くチャンスがあった。チャンスを掴んだし、今のところは楽しんでいる」
「難しい決断だったかって? いやいや、大きな決断であることは確かだけど、簡単なものだったよ」
「(移籍は)僕にとって大きな変化となった。文化、リーグ、言語…イギリスとは全てが異なる。時には変化を経験し、時に苦しい思いもするかもしれない環境に身を置くべきだと考えたんだ」