大阪で「秋の北海道展」、人気の1080円弁当は2部制で販売

百貨店「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で9月13日より、北海道から約120店舗が集結する催事『秋の大北海道展』がスタートした。

札幌の『北海工房』では、オープン直後から列が

2週にわたっておこなわれる同イベント。1週目(9月13~19日)が「バイヤー厳選の北海道食材」がテーマとなっており、4Lサイズのタラバガニや大粒ホタテなど、関西ではなかなかお目にかかれないような食材やメニューが登場し、スイーツ類も充実している。

なかでも人気なのは、選りすぐりの6店舗による同イベント限定の「1080円弁当」だ。分厚く切ったお肉とこだわりのソースがからむ「道の駅なかがわ」(中川郡中川町)のステーキ弁当などの「肉系」に、エビやカニ、いくら、貝の海鮮が豪快にのった「北海工房」(札幌市)の「海鮮丼」など、値段に見合わぬボリューム感。「北海工房」の店主は「このお値段でこれだけ入っているのは破格だと思います」と店主が太鼓判を押す。

『北海工房』の1080円弁当。「秋鮭」からとれたいくらを味わえる

人気のため午前中には売り切れてしまうという1080円弁当だが、今年からは午前10時に加えて午後5時と、2回の販売機会を設けることに。同百貨店の担当者は「以前から『ほしいけど手に入らない』という声が届いていました。これからは、夕方に訪れるお客さまにも楽しんでいただければ」とコメントしている。

『大北海道展』の開催は9月26日まで(1週目は19日まで)。時間は朝10時〜夜8時(イートインは夜7時15分まで)、会場はウイング館9階催会場。2週目(9月20~26日)は、北海道南西部に位置する日高エリアのグルメが紹介される。詳しくは公式サイトをチェック。

取材・文・写真/つちだ四郎

『秋の大北海道展』

期間:【第1弾】2023年9月13日(水)~19日(火)【第2弾】9月20日(水)〜26日(火)
時間:10:00〜20:00(イートインは19:15まで)、13日は10:30開店、19日は19:00閉場、最終日は15:00閉場
会場:「あべのハルカス近鉄本店」ウイング館9階 催会場(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)

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