アリアナ・グランデ、プチ整形をしていた過去を告白「隠れたかった」

現地時間2023年9月12日に公開された米ヴォーグの動画『Beauty Secrets』で、アリアナ・グランデが長年にわたる美との関係の変化について口を開いた。

彼女は1960年代にインスパイアされたキャットアイ・メイクを紹介する映像の中で、「若くして多くの声にさらされて、特に若くして自分の外見についていろいろ言われると、何が聞く価値があるのかないのか、本当にわからなくなります。17歳だと、まだそのことがよくわからないんです」と述べ、「何年もの間、私はメイクを変装として、隠れみのとして使っていました。髪を増やしたり、アイラインを太くしたり。それは時には美しいこともあって、今も大好きです。(ただ、)歳を重ねるにつれて、そういう意図でメイクをすることが好きではなくなってきたんです。自己表現であり、そこにあるものを際立たせることだと思っています。美に対する私たちの関係はとても個人的なものですが、ここでは美の秘訣について話しているわけですし……。私たちは皆、最高の気分でいたいし、愛されたいと思っているのではないでしょうか」と続けている。

r.e.m. beautyのプラクティカル・パーマネント・リップ・ステイン・マーカーで唇を整えながら、アリアナは長年にわたって唇のフィラー(ヒアルロン酸注射)とボトックスをたくさん打ってきたことを明かした。「2018年に止めたのは、やり過ぎだと感じたから。隠れたかったんですよね、わかります?」と彼女は涙を堪えながら話し、「感情的になるとは思わなかったな。長い間、私にとって美とは隠れることでしたけれど、今はそうではないのかもしれないと感じています。フィラーやボトックスをやめて以来、自分としては “ああ、ただ自分で稼いだ泣きジワや笑いジワを見ていたい”と思うようになりました。笑いジワがどんどん深くなって、もっともっと笑えるようになるといいな。歳をとるということは、美しいことでもあるんです。さて、10年後にシワ取りをするかもしれないかって?するかも!こういったことは、美の秘訣について話しているときに、議論できるようになるべきだと感じる考えです。もういいや、全部さらけ出そう」と彼女は率直に語っている。

アリアナは、概してメイクは自身の芸術性の大きな部分を占めており、実際にドラァグ・メイクにインスパイアされたと語っている。彼女は、「私はドラァグが大好きなんです。とても刺激を受けます。ブロードウェイで“13”をやっていた時、その後に(ドラァグ・)クイーンたちを見に行って、時には歌ってしまうこともありました。私の人生において、本当に楽しくて重要な部分でした」と振り返った。

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